ナナメ45゜、キミとkiss。~夜も昼も放課後も~【短編.完】

「……同じ気持ち?」


それって……


「俺、乃々華の事が好きだよ」

「……っ」


うそっ!


「乃々華と一緒にいたいから乃々華の高校受験する事にしたんだ」

「統真く……」

「乃々華、ずっと俺の傍にいて」

「……統真くん」


本当に夢だと思った。

だって、統真くんが私の事好きだなんてそんなの……


「わ、私も統真くんが好きだよ!初めて逢った時からずっとずっと好きだった!」

「……乃々華」

「統真くんとずっと一緒にいたい」

「……うん。俺も」


私の告白に、力一杯抱き締めてくれる統真くん。

統真くんの温もりを身体全体で感じて、漸くこれが現実なんだと認識出来た。


「乃々華、頬っぺたよりもこっちの方が良いんだけど」


統真くんの親指がそっと私の下唇に触れる。


「……うん。私も」



“頬っぺたよりも、統真くんのクチビルにキスしたい”


【END】