ナナメ45゜、キミとkiss。~夜も昼も放課後も~【短編.完】

確かそうだった筈。

余り詳しい事は知らないけど、多分。

だとしたら、中等部の統真くんはそのまま高等部に上がる筈……

なのになんで……?


「うん。乃々華の言う通りそのまま高等部に上がるつもりだったよ」

「じゃあなんで……」

「それは……」


それだけ言って、何故かフイッと顔を逸らした統真くん。

心なしか少しだけ唇が尖っている様な気がするのは私の気のせい?


「……アイツが、傍にいるから」


……アイツ?


「アイツって?」


誰の事?


「幼馴染みの……」

「純也?」

「……そう」

「純也が傍にいるからウチの学校受けるの?」


え?意味分かんない。どういう事?