ナナメ45゜、キミとkiss。~夜も昼も放課後も~【短編.完】

「統真くん、さっきのどういう意味?」


ずっと気になってた。

だって、“来年から此処のバスケ部にお世話になる”だなんて、そんなの意味が分からないんだもん。


「……俺さ、乃々華にずっと隠してた事があるんだ」

「隠してた、事?」


え、ちょっと待って。なに?怖いよ。


「……乃々華は俺の学校知ってるよね?」

「……え?あ、うん。隣県にある平城高校……」


それが?


「それ、違うんだ」

「へ?違う?」


ちょっと待って。あの時確かに……


「平城って……」


言ったよね?それに三年生だって……


「うん、言った。でも、俺が三年生って言った時乃々華が勘違いして……」

「勘違い?」

「そう。俺さ、実は平城“中学”の三年なんだ」