ナナメ45゜、キミとkiss。~夜も昼も放課後も~【短編.完】



「乃々華。お前ダラダラ練習してんじゃねぇよ」

「……純也、痛い」


ダラダラしてるのは認めるけど、ボールで殴らなくてもいいじゃない。


「どうせ奴の事でも考えてんだろ?」

「……」

「連絡するって言ってもう一週間。何の連絡もねぇって事はそういう事だろ」

「……言わないでよ、馬鹿」


余計落ち込むじゃんか。


――そう。

統真くんに逢えないと言われてから今日で一週間。

その間、一度も統真くんからの連絡はない。


統真くんは絶対連絡するって言った。

待っててって言った。

大事な話があるからって。

そう言った。


統真くんは嘘つかない。

絶対に嘘つかない。

だから……


「……待ってる」


統真くんが連絡くれるのずっとずっと待ってる。