?「ここ。」

え?いや、ここ、正門くぐって目の前じゃん!…なんか恥ずかしくなってきた…


『あ、ありがとうございました///』


?「いーえ♪ じゃ、入ろっか」


ガラララ…

シーーーン


『す、すいません……遅れました……』


校長「ったく。入学式に遅刻とはいい度胸じゃないか」

は?何この校長。上から目線。ムカつく。


『は?別に度胸とか……ムグッっ…』

?「あ、なんでもないでーす!」

私の口を塞ぎながらさっきの男の子が言う。


校長「九、九条くん……とりあえず座りなさい。」


みんなの視線を感じる中でスタスタと席に着く。


あれ?さっきの男の子は前の校長席の方にいるし…なんで?

あ、その他にも五人いるし…


校長「えー、ではプリンス6の方々に一言ずつ。」


「きゃーーーー♡」

「素敵ですわぁ♡」

…なんちゅう人気やねん。てかプリンス6ってなに?