「え!嘘ぉ!紅葉犬飼ってたの!?」 「あ…………うん……。」 「シベリアンハスキーだ!!」 奏と岡田ちゃんが志木の頭を撫でる。 ちょっと……!!どういうことなの!? 志木をにらむと、これ見よがしに岡田ちゃんに頬をすり付ける。 「ちょっと!!!」 しまった……。 奏と岡田ちゃんが不思議そうに私を見る。 「ご、ごめん……。リビング入ろ?」 「うん。」 ああもう……。 悪いのは志木なのに……。 私岡田ちゃんに嫉妬してる……。