学校に行くと、結局志木は愛想を振りまいていた。
「藤間、化粧してこないの?」
昼休み、霧島くんに話しかけられた。
「うん……。めんどくさいしね。
女子っぽくないでしょ?」
「いや……そんなことないよ!」
少し照れたように霧島くんが笑う。
「って言うか、弁当も手作りなのか!?」
「え……うん……。」
霧島くんが私のお弁当をまじまじと見る。
「あれ……なんか……小野寺と中身似てるな……。」
「えっ……」
「卵焼きに、ポテトサラダに……」
「中身なんて、たいてい一緒だよ!!」
「まぁ、そうか……」
ビックリした…………。
結構危なかったな……。



