ワガママ狼男と同居始めました。





奏と一緒に流行りのドラマの主題歌を歌う。

霧島くんも合いの手を入れてくれた。


志木はやっぱり歌までも上手かった。



カラオケはテンションが上がる。

正直カラオケなんて久しぶりだった。


「奏、紅葉、次3人でこれ歌お!」


「いいよ!」



やっぱり私にはデートとか合コンとか誰狙いとか、向いてないんだ。


みんなで楽しく騒げたら、今日はもういいや。


そんなんじゃダメでしょ!って岡田ちゃんに一蹴されそう……。



「藤間、肩貸そっか?」


「え…………」


突然霧島くんに声をかけられ、ビックリする。


「眠そうだし。」


確かに眠かったけど……。

気づいたの……?



霧島くんはチャラい見た目では考えられない優しい笑顔を浮かべた。


「あ……じゃあ。お借りします。」



男の子の肩にもたれ掛かるなんて初めて。

志木にもたれ掛かられたことはあるけど……。


少し堅くて、男の子だ……。


奏と岡田ちゃんが歌っている間だけ眠ろうと思い、目をつむった。