「いただきます」


ありがたく朝食を食べることにした。


アイツには後で何か買ってやるか…。


そういえば久しぶりにこの家でごちそうになるな。


と言ってもアイツの朝食だけど…。


味噌汁を一口飲む。


ヤベェ―…、おばさんの料理超旨いわ。


それが顔に出ていたのか、ニコニコして俺を見ていた。


顔に出ていたことが恥ずかしくて黙々と食べていく。


アイツが好きだってことも顔に出てたからバレて「えぇぇぇえぇぇ!!?」たのかもな…。


二階から悲鳴とも言える叫び声がリビングに届いた。