1週間、魔法使いになります。

 春のぽかぽかした、暖かな日射し。

 家の外にある花壇には、チューリップが咲き誇っている。



 「ばいば〜い!柚葉!」



 1人の少女が、数人の少女達の列から出て行った。


 その少女は手を振りながら、「また明日ね〜!」と笑いながら言っている。




 ごく普通の家のドアの前に立つと、背負っていたリュックから鍵を取り出し、鍵を開けて家の中へと入っていった。