隆治と無人島で過ごした春休みは終わり、いよいよあたし達は三年生になった。


有難いことに、ハルとはまた同じクラスになれた。


喜んでいたのも束の間、隆治とはクラスが離れてしまった。


少し寂しかったけれど、毎朝フェリーで会えるし、帰りも一緒に帰ったりするし、あたし達は特に変わらぬ日常を過ごしていた。


隆治とあたしが付き合っているという噂はますます広まっていて、そのお陰か、隆治が女の子からアプローチされる心配はないようだった。


それに隆治は、やっぱりクラスの女子とは一切話さないらしい。


基本的に女性不信と言うか、女嫌いと言うか…。


もしかしたら、お母さんの影響かなという気はしている。