僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】





 僕は驚いて何度もすみれをつかもうとする




 だけど掴むのは空気だけで、触れようすればするほどすみれの姿が薄れていく





 『また、ここに来て』





 夢の中ですみれは消えていく姿で僕にそう伝えた




 僕は必死にうなずいた