僕は、ねぇちゃんのヒーロー。【完】






 ―――自分はとんだ臆病ものだ




 何一つ守れてないじゃないか



 僕はふかふかのベッドを拳で思いっきりぶつけた





 もう涙は枯れてでてこない





 なぜなら僕は起きるまでの長い時間、ある夢を見ていたから



 そして、泣いていたから