私は目の前の状況に唖然としていた。


「琴葉?大丈夫!?」


遠くから舞亜が呼びかけてはいるものの
私は目の前の状況に反応出来ずに居た。


教卓であの頃みたいな表の王子様笑顔を浮かべて
立っている。



元彼氏、羽山奏夜。



…なんで。