俺と春樹は神崎に引っ張られ琴葉の病室からでたすぐそばの
椅子に腰掛けていた。


…琴葉は教室に戻る途中で何者かに殴られて俺のことを忘れていた。


俺は一瞬怒りを覚えた。


俺は、琴葉を守れなかった。


そんな俺に神崎は容赦なく罵声を浴びせた後俺たちに顔を向けて
深刻そうな顔をした。