狼クンとの恋日記

お礼で、琴葉にとっては愛妻弁当とか
そういうのじゃなくて。


ただのお礼でくれたということは分かってる。


でも…


バシっ


走り去ろうとする琴葉の手首を掴んで俺は言う。


「なあ。恩人の頼みは聞いてくれるよな。」


俺はそういいながら驚いて振り返った琴葉に
笑みを浮かべる。