《悠斗SIDE》

梨々は、始めて、治療を拒否した。
きっと、もう、梨々は諦めてるのかもしれない。

ガラガラ

悠斗「梨々。大丈夫か?」

梨々華「大丈夫。」

悠斗「溜め込まなくていいからな。俺に当たっても構わないから。」

梨々がなんかあったら、俺は、梨々の全てを受け入れる覚悟でいる。

梨々華「悠くんが傷ついちゃう。」

悠斗「俺は、梨々の事で傷ついたりしないから。」

梨々華「そう?今日、きっと、勇大先生困らせちゃっただろうね。」

悠斗「いいんじゃないか?始めて梨々が自分の意思をみせたんだから。」