《悠斗SIDE》

梨々のお父さんとお母さんが倒れたお客さんの方に行った時の梨々の寂しそうな顔が忘れられない。

ご両親がいなくなって、すぐに梨々は苦しみ出した。

俺は焦ったが何時ものように深呼吸をするように言った。

でも、梨々は意識を失って、救急車で運ばれた。

病院で父さんから、梨々はあと五年もてばいいところと言われてしまった。





梨々華「あと、五年も生きられるんだ。」

悠斗「えっ?」

梨々華「だって、もう、一年ももたないかもって、思ってたから。」

悠斗「そうか。」

梨々もちゃんと現実受け止めてるんだな。