《悠斗SIDE》

梨々華「うん。一回、本物見て見たいけど、無理だよね。」

梨々に見せてやりたいけどそれだけは、無理なんだ。

悠斗「惑星は地球の外にあるからな。」


俺は、しばらく、この綺麗な惑星に見惚れてしまった。梨々を見ると何故か、大体予想はつくが、泣いていた。

悠斗「梨々。大丈夫か?泣いてるけど。」

梨々華「大丈夫。ちょっと感動しちゃって。」

そんな嘘ついても、俺には、通じないことを梨々が一番、理解してるはずなのに。
よっぽど、今の現状が辛いんだな。

俺は、優しく手を握った。