天才!Doctorは幼なじみ!

《リビング》

華恋「梨々華。本当にごめんなさい。」

梨々華「謝らないでよ。」

龍太「梨々華。今度の休日、仕事を休みにしたんだ、だから、家族三人でどこかいかないか?」

なんなのよ!こんな時だけ、父親ヅラしやがって。

梨々華「行きたくなんてないから。」

華恋「梨々華の好きなところでいいのよ。」

梨々華「この歳で家族となんて、出かけたいわけないじゃん。そもそも、私に家族って、呼べる存在がいるのも、わからないのに。」

悠斗「あんまり、感情、だしすぎるなよ。」

悠くんは、いつだって、私の体の心配をしてくれる。

でもね、今は、思いっきり走って、ここから、いなくなりたいんだよ。