少し話しただけだけど、梨々には、負担が大きすぎたみたいで、すぐに寝てしまった。



梨々は、ただでさえ、細い。
小4だったら、身長、140は、あってもおかしくないが、梨々は、135cmだ。

栄養失調と喘息で、点滴が三つもこの細い、腕に刺さっている。


勇大「梨々華ちゃんは?」

悠斗「今、寝たところ。」

父さんは、静かに話してくる。

勇大「ちゃんと、話せたか?」

悠斗「ああ。誤解も解けた。あと、夏休み。ここに泊まってもいい?」

勇大「梨々華ちゃんのこともあるから、いいだろう。」