《誰もいない教室》

女「あなた、どういうつもりなの?」

梨々華「何が、ですか。」

女「笹木君とよ。言ったはずよね。小4になる前に、笹木君には近づかないと。」

梨々華「近づいてなんてないです。」

女「幼馴染なんだか、知らないけど、気に入らないのよ!」

梨々華「私は、あなたたちに言われた通りに、笹木君には、近づいてないです。」

女「本当かしら?あなた、喘息持ってるのよね。」

梨々華「だったら、なんですか?」