そして久しぶりの楽しい時を過ごした。


とても楽しくて、この夢が覚めてほしくないと願ってしまうほどに。


『…ずっとこのまま2人といられたらな……』


心の声を思わずこぼしてしまった。


すると、2人は私に笑いかけた。


『なに言ってるの!このまま一緒にいられるに決まっているじゃない!』


『そうよ~!』


2人の言葉は嬉しかった。


だけど…。


『これは、夢だもん…。いつか覚めてしまう……』


『それはそうだけど、大丈夫よ』


華がそう言うと、瑠美が続けて言う。