瑠美の借りた本の話をしながら廊下を歩き、靴箱を目指していた。


図書室に寄った後だったからすでにほとんどの生徒が下校したか部活に行った後だったため、廊下には私たち以外誰もいなかった。


ちなみに私たちは部活に入っていない帰宅部。


窓の外から野球部と思われる声などが聞こえてくる。






---そんな中、あいつが現れた…。