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「羅夢！ご飯くらいはちゃんと食べなさい！」


あの日から食事をまともに摂らなくなった私にお母さんが叱りつける。


「……やだ、食欲ない」


ずっと私はこう言い続けている。


身近な人が亡くなるなんて体験が初めてだったから、かなり精神的にきているのだ。


「…華ちゃんのことがショックなのは、わかるわ。だけど、いつまでもそうやってるのは、華ちゃんも悲しむわよ」


「………」


「少しずつでいいから、食べて？お願い…」


そう言ったお母さんもなんだか悲しそうだった。