そして少女は兵器を知る

私はわからないことが多い。

そのわからないひとつに、直感として、私はお祖父様にとても大切にしてもらっているというのがある。

理由はない。

ただ、彼は私を生涯の伴侶のように大事にしてくれ、慈しみの目を常に向けてくれる。

それが、世界で初めて感じ得た、目にも肌にも触れないぬくみだった。

だからこの直感は、理由も根拠もはないが、当たっていると思う。

思うし、事実だ。

だから、お祖父様にそう言われると、なぜか救われる。

兵器ではなく、孫娘。

そう――『ミリアリア』は、『お祖父様の孫娘』という意味だから。

その寵愛に、目を閉じ、手放しで甘えてもいいから、安心するのだろう。

ケースの中では覚えなかった、知識が根すら枝すら伸ばさなかった領域の感触。

それに、甘んじる。