あの大ゲンカから5日。
奏太からは電話もメールも来ない。
私からしようと思ってたんだけど何て送っていいかわからなくて打っては消しての繰り返し。
廉くんからは次の日『返事待ってるから』と言われたっきり話していない。
返事はしなきゃって思ってるんだけど…
やっぱりした方がいいよね?
でも体調があれから優れなくて微熱が続いている。
「幸未ちゃん、体温計るからね」
気が付くと伊藤さんが病室に来てて体温計を渡された。
熱を計ると37.9度。
「熱、下がらないわね…
ご飯、食べてる?」
「食べてない…」
食欲も無い。
最近出される食事はフルーツを少しだけ食べてあとは残している。
「ちゃんと食べなきゃだめよ。
病は気からっていうことわざあるけど実際大事なのは食事だもの」
「はい…」
小さく返事をすると伊藤さんは苦笑した。
「幸未ちゃん、5日前の発作の時軽く済んだのは奏太くんのおかげなのよ」
「へ?」
奏太からは電話もメールも来ない。
私からしようと思ってたんだけど何て送っていいかわからなくて打っては消しての繰り返し。
廉くんからは次の日『返事待ってるから』と言われたっきり話していない。
返事はしなきゃって思ってるんだけど…
やっぱりした方がいいよね?
でも体調があれから優れなくて微熱が続いている。
「幸未ちゃん、体温計るからね」
気が付くと伊藤さんが病室に来てて体温計を渡された。
熱を計ると37.9度。
「熱、下がらないわね…
ご飯、食べてる?」
「食べてない…」
食欲も無い。
最近出される食事はフルーツを少しだけ食べてあとは残している。
「ちゃんと食べなきゃだめよ。
病は気からっていうことわざあるけど実際大事なのは食事だもの」
「はい…」
小さく返事をすると伊藤さんは苦笑した。
「幸未ちゃん、5日前の発作の時軽く済んだのは奏太くんのおかげなのよ」
「へ?」