先生の話はこうだ。


今の私の症状はかなり悪い。
いつ死んでもおかしくない状態。

原因は私が先生の言いつけを守らないから。

なので最近の検査結果は悪くなる一方だ。

そうゆうわけなので検査の結果が良くなるまで栄養管理や体を落ち着かせようというわけ。


高校まで生きてられるかわからない私は進路に迷っていた。

なので通信制の高校に通うと同時に入院することになった。


入院して2週間。


「山中さん、今日から隣のベッドに入院する人がいるんだよ。
今、検査受けてるから」


点滴の途中、私はそう、看護師さんから言われた。


「へーどんな子ですか?」


「それは来てからのお楽しみよ。
まぁ、女の子なんだけどね。
山中さん話し相手になってあげてくださいね」


看護師さんは笑顔で言うと病室から出て行った。