「もうこんな時間か。
外、暗くなるの遅いから時間経つの気付かなかった」
奏太はそう言って立ち上がった。
「気を付けてね。
また明日ね」
「うん」
奏太は私の頬に手を添えた。
彼の顔が近づいてきて私は目を閉じる。
チュッという音と共に2人の唇が重なる。
唇が離れた。
きっと私は今、ものすごく顔が赤いだろう。
「真っ赤」
奏太にそう指摘され更に私の顔は赤くなる。
「も、もうっ!」
私は奏太の腕を叩いた。
「ハハッじゃあ、またな」
奏太は私の頭を撫でると病室から出て行った。
「幸未ちゃんの彼氏、カッコいいよねー
羨ましいわ!」
新人看護師の三輪さんが夕食を運びに入って来た。
「でしょー
三輪さんも彼氏作りなよ!」
三輪さんはまだ若くて可愛らしい人だった。
他の看護師さんよりは歳が近いせいもあって友達のように仲良くなった。
外、暗くなるの遅いから時間経つの気付かなかった」
奏太はそう言って立ち上がった。
「気を付けてね。
また明日ね」
「うん」
奏太は私の頬に手を添えた。
彼の顔が近づいてきて私は目を閉じる。
チュッという音と共に2人の唇が重なる。
唇が離れた。
きっと私は今、ものすごく顔が赤いだろう。
「真っ赤」
奏太にそう指摘され更に私の顔は赤くなる。
「も、もうっ!」
私は奏太の腕を叩いた。
「ハハッじゃあ、またな」
奏太は私の頭を撫でると病室から出て行った。
「幸未ちゃんの彼氏、カッコいいよねー
羨ましいわ!」
新人看護師の三輪さんが夕食を運びに入って来た。
「でしょー
三輪さんも彼氏作りなよ!」
三輪さんはまだ若くて可愛らしい人だった。
他の看護師さんよりは歳が近いせいもあって友達のように仲良くなった。