想いを伝え合って、気持ちが通じて・・・
あの時から早3ヶ月。
季節は春から夏へと変わっていった。
私の周りで何か変わったことといえば治療に真剣に取り組むようになったこと。
それと奏太に説得されて心臓移植の順番待ちをすることになったこと。
そして・・・
奏太の存在が友達から彼氏に変わった。
「幸未!
元気か?」
奏太は毎日、そう言って病室に会いに来てくれる。
「元気!
それに昨日も会ったでしょ?」
私はそう言って毎日言い返すんだ。
夏休みに入った奏太。
いつもより多い時間一緒に居れるって思った。
けど奏太は夏期講習があるらしく、今までとあまり変わらない。
「今日、まだ宿題残ってんだ。
ここでやっていい?」
「どうぞ」
奏太はベッド脇のパイプ椅子に座ると参考書やらノートやらをベッドに備え付けのテーブルに広げた。
あの時から早3ヶ月。
季節は春から夏へと変わっていった。
私の周りで何か変わったことといえば治療に真剣に取り組むようになったこと。
それと奏太に説得されて心臓移植の順番待ちをすることになったこと。
そして・・・
奏太の存在が友達から彼氏に変わった。
「幸未!
元気か?」
奏太は毎日、そう言って病室に会いに来てくれる。
「元気!
それに昨日も会ったでしょ?」
私はそう言って毎日言い返すんだ。
夏休みに入った奏太。
いつもより多い時間一緒に居れるって思った。
けど奏太は夏期講習があるらしく、今までとあまり変わらない。
「今日、まだ宿題残ってんだ。
ここでやっていい?」
「どうぞ」
奏太はベッド脇のパイプ椅子に座ると参考書やらノートやらをベッドに備え付けのテーブルに広げた。