真っ暗な所に私は閉じ込められていた。
「ここ…どこ?」
問いかけても返事は来ない。
取りあえずまっすぐ歩く。
光も音も何もない世界ですごく心細かった。
誰か助けて。
灯りが欲しい。
音が欲しい。
かなた
カナタ
奏太
奏太、助けて。
「奏太!!」
力いっぱい大きな声で彼の名前を呼んだ。
ドンッ
歩いていた体は壁に思いっきりぶつかった。
暗くて何も見えなかったためぶつかったのが壁だと気づいたのはしばらく時間がかかった。
「あたし、奏太のことが好きなの!」
壁の向こう側で僅かな声がした。
「ここ…どこ?」
問いかけても返事は来ない。
取りあえずまっすぐ歩く。
光も音も何もない世界ですごく心細かった。
誰か助けて。
灯りが欲しい。
音が欲しい。
かなた
カナタ
奏太
奏太、助けて。
「奏太!!」
力いっぱい大きな声で彼の名前を呼んだ。
ドンッ
歩いていた体は壁に思いっきりぶつかった。
暗くて何も見えなかったためぶつかったのが壁だと気づいたのはしばらく時間がかかった。
「あたし、奏太のことが好きなの!」
壁の向こう側で僅かな声がした。

