「歌穂ちゃん、おめでとう!」
退院するための準備をすべて終えた歌穂ちゃんに私は言った。
「ありがとう。
幸未ちゃん今まで本当にありがとう」
歌穂ちゃんは少し涙ぐんでいた。
「新しい学校で頑張ってね。
困ったことがあったらいつでもメールしていいから」
「うん。じゃあ、行くね」
そう言って歌穂ちゃんは病室を出て行った。
その数分後…
「あれ?歌穂はどこ行った?」
入れ違いで奏太が入ってきた。
「ついさっき出てった。
早く行ったら?」
これ以上好きにならないように私は奏太に一線を引いたように接している。
「あぁ。ありがと」
奏太はそう言ったけどこの病室から出る気配がない。
「あのさ、少し話そうよ」
「は?」
「また、屋上行ける?」
私は頷くとベッドから降りた。
奏太は私が着いてくるのを時折確認しながら前を歩いて行った。
退院するための準備をすべて終えた歌穂ちゃんに私は言った。
「ありがとう。
幸未ちゃん今まで本当にありがとう」
歌穂ちゃんは少し涙ぐんでいた。
「新しい学校で頑張ってね。
困ったことがあったらいつでもメールしていいから」
「うん。じゃあ、行くね」
そう言って歌穂ちゃんは病室を出て行った。
その数分後…
「あれ?歌穂はどこ行った?」
入れ違いで奏太が入ってきた。
「ついさっき出てった。
早く行ったら?」
これ以上好きにならないように私は奏太に一線を引いたように接している。
「あぁ。ありがと」
奏太はそう言ったけどこの病室から出る気配がない。
「あのさ、少し話そうよ」
「は?」
「また、屋上行ける?」
私は頷くとベッドから降りた。
奏太は私が着いてくるのを時折確認しながら前を歩いて行った。