次の日、歌穂ちゃんの家族が来た。
私は丁度、眠りについていたから直接話すことはできなかった。
夕方になって目を覚ますと歌穂ちゃんは嬉しそうな顔をしていた。
「ふんふふふんふ~♪」
鼻歌を歌って嬉しそうに漫画を読んでいる。
「歌穂ちゃん…」
私が仕切りのカーテンを開けて歌穂ちゃんに声をかけた。
「幸未ちゃん!今、起きたんだね。
さっき家族が来てたから幸未ちゃんに紹介しようと思ったんだけど寝てたから…
ほら、いっぱい寝たほうが早く治るでしょ?」
歌穂ちゃんの言葉に胸がズキっと痛む。
私の病気は治らないの。
奇跡でも起きない限り治らないの。
そう言えたら良かったのにな。
「嬉しそうだね。何かあったの?」
「あのね、退院したら転校するのが決まったの!
お母さんが今日、実際に学校に行ったらとてもいい先生でいいクラスだったんだって。
それでいつでも待ってますって言ってくれたんだって」
「そうなんだ!良かったね~」
私は丁度、眠りについていたから直接話すことはできなかった。
夕方になって目を覚ますと歌穂ちゃんは嬉しそうな顔をしていた。
「ふんふふふんふ~♪」
鼻歌を歌って嬉しそうに漫画を読んでいる。
「歌穂ちゃん…」
私が仕切りのカーテンを開けて歌穂ちゃんに声をかけた。
「幸未ちゃん!今、起きたんだね。
さっき家族が来てたから幸未ちゃんに紹介しようと思ったんだけど寝てたから…
ほら、いっぱい寝たほうが早く治るでしょ?」
歌穂ちゃんの言葉に胸がズキっと痛む。
私の病気は治らないの。
奇跡でも起きない限り治らないの。
そう言えたら良かったのにな。
「嬉しそうだね。何かあったの?」
「あのね、退院したら転校するのが決まったの!
お母さんが今日、実際に学校に行ったらとてもいい先生でいいクラスだったんだって。
それでいつでも待ってますって言ってくれたんだって」
「そうなんだ!良かったね~」