次の日、体調が万全ではないけど良くなった私はたくさんの検査を受けた。

その後、検査の結果を教えてもらうから、とお父さんとお母さんは病室を出て行った。
いつもなら私も来てって言われる。

でも、今日お父さんとお母さん2人でって言ったんだ。

内容は大体想像がつく。


私はもう、長くないんだ。
自分の身体だから一番わかるよ。

だってただの発作で4日も意識が戻らないわけない。

きっとこれは死の前触れだと思う。


『もう、外泊許可は認められない』


昨日、後藤先生にそう告げられた。
自宅療養も禁止。

私はもう、あの家に帰る事が出来ないのかな…


「ダメだなぁ…私…」


1人でじっとしてるとネガティブな思考にどんどんなってっちゃう。
病気の事はとっくの昔に受け入れたはずなのに。


「幸未、変わりない?」


お母さんが病室に入ってきた。
目が赤いから泣いてたんだな…

無理しなくていいのにな。


「平気だよ。
でも少しだるいかも」


「そう。
呼吸とか脈とかは?」


「全然」