幸恋‐ユキコイ‐

奏太の家に泊まりなんて…
考えるだけで胸がドキドキした。


「お、お母さん。
2日のデートの後、奏太の家に泊まりに行っていい?」


緊張しながら私は料理をしてるお母さんに問いかけた。
お母さん、何て言うかな?


「いいんじゃない?
でも、相手の家の方に迷惑じゃないかしら・・・」


「平気!お正月は旅行に行くんだって」


「そう、迷惑かけないようにしなね」


「え?行っていいの?!」


お母さんの意外すぎる反応に思わず聞き返した。
だって年頃の娘が彼氏の家に泊りだなんて…


「いいよ。お父さんにはお母さんから言っておくから」


「あ、ありがとう!」


私は嬉しくて手を叩いて喜んだ。
階段を上ってベッドに私はダイブした。


仰向けに寝転がりクッションを抱きしめる。

デートなんて初めてだし更に他人の家に泊まりに行くのも初めて。

何着てこう…?
結夏に明日相談しようかな。