________ガラッ




「んー、眠たい。」




僕は、そういいながら勝手に動く身体に従って、席につく。









さあ、ターゲットはどこ?



僕のだいっきらいな、あの女に似てるやつはいないのかな?




「おはようはるくんっ、何してるの?」




可愛らしい高い声に、少しつった目。









似てる。




あの女に。




「おはよ。なんもしてないよー」



僕はそういいながら、ふにゃっと笑う。




神と僕はしゃべり方が似てるから、あんまりバレないよね。




なるべく、同じような言葉を使わなきゃだし。




「ねえ、名前なあに?」



「あ、わたしミユ。よろしくね!」




そういって、ミユは優しく笑う。




…そういえば、ミユは他の女子と全然一緒にいない。




いじめられてんの?








まあ、僕的にはそっちのほうが都合はいいけど。




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人は裏切るってこと、





僕がみんなに教えてあげるから___