天才ガールズVS不良ボーイズ






「ここが、生徒会室ッス!」

階段を上り2階の一番奥の部屋につくと瀬尾郁はそう言って扉を開けた。

そしてそこには当たり前のように座る暁のメンバー。

「やぁ、いらっしゃい。」

そう言って微笑んでいる銀髪少年。

緑のメッシュをいれた少年はだるそうに一人がけのソファーに座りあたしたちを見ている。

そして、一際豪華な椅子に座て笑みを浮かべる藍色の髪の少年。



「待ってたぜ。」



その声とともにその少年はゆっくりと立ち上がった。