~凜桜視点~ 奈緒が作ってくれたご飯を食べ、二人に資料を渡す。 場所は繁華街から少し行った廃墟になった倉庫。 そこの間取り図も渡しておいた。 「ここが主な出入り口。で、ここが裏口。」 「なるほど…ここしか出入り口はないんだよね~?」 「あぁ、確認済みだ。ほかにはない。」 そういうと、愛莉と奈緒はまじまじとその間取り図を見つめた。