そして、出てきたのは濃い茶髪にオレンジのメッシュが入った肩までの髪だった。 「ウイッグって蒸れるから嫌だよね~。 お風呂先はいっていい?」 「いいわよ。ご飯用意しとく。」 「ありがと~!凜桜もいいよね?」 「あぁ、先にどうぞ。」 あたしがそう言うと愛莉は嬉しそうに自分の部屋に向かっていった。