BLOOD × BLOOD





逆に、雨宮 音羽は、俺のことが怖くないのか聞きたかった。


「なぁ、お前は俺が怖くねーの?」


「どうして?」


「だって吸血鬼だし。」


「あなたが吸血鬼だったとしても私には何も関係ないし、何もされてなんかないもの、怖くないわ。」


当たり前のような顔で言われて、思わず笑みがこぼれた。


「何笑ってるのよ。」


「いや、そんなの言われたの初めてだったからさ。」


「…そう。」