BLOOD × BLOOD



そろそろ午前0時。


「…任務開始。」




――ガァン!!



「っ…誰だ!?」


「名乗ってる暇なんてないわ。さようなら。」


――ザシュッ!


日本刀で肉を切る音が静かな夜に響く。


それを皮切りに続々と奥から男達が出てくる。


「お前っ!何もんだ!!」


「あなた達に名乗る価値もないわ。」



――シュッ!



さてと…


「ねぇ、あなた達のボスはどこ?」


「ヒィッ!さ、最上階にいます!!」


「そう、ありがとう。じゃあね。」


――ザシュッ!