「・・・・・・・ちょっと、様子見てくる」





そうだ。 シゴトより、藍だ。






会議室に向かおうと立ち上がる。






「剛の事は任せて。 会議室に行かない様に見張ってるから。 剛に助けられでもしたら、藍、ホントに剛に転んじゃうカモしれないし」





遥がオレを見上げて『ニッ』と笑った。





「それはまじで困るから、頼んだぞ!! 遥」






遥の肩を『ポン』と叩く。





「・・・・・・・・でも、藍もきっと大貴に助けて欲しいと思ってるハズだからさ」






そう言って遥が『早く行け!!』とオレの背中を押した。





『うん』遥に小さく頷いて、会議室へ急ぐ。