俺の隣




呆れたように笑った響がテレビをなにやらいじりはじめた。



「はぁ、これ昨日録画した番組だった」



「普通間違えないでしょ!どうやったら間違えるの?」



「舞依 アホだから騙せるかなって思って」



しっっっ、失礼っ……!!



「そうやって彼女を馬鹿にしてー」



!?いたっ。



クッション飛んできた。



しかも顔面ヒット。



「もうすぐ彼女じゃなくなるから」



なっ……



………………



「お、大人しくなった」



「だって……」



「まぁゆっくり慣れてこ」