ご飯を食べてからお風呂に入って いざ寝ようとすると私のベッドに先客がいた。



「芽依、颯太さんと帰らなかったの?」



「うん、舞依が心配だったから颯ちゃん 一人で帰ってもらったの」



「へぇ」



ごめんね、颯太さん。



一晩だけ芽依、返してね。



芽依と一緒に布団に潜るとなんか懐かしくなった。



「……響さん、何て?」



「いい加減にしろ、ってさ」



「え?」



「しつこいって、私……」



「ちゃんと響さんに、お礼言ったの?」



「え?」



お礼?