目標通り、早めに仕事を終わらせた私はしっかり帰宅。



管理人さんに話をすると理解してくれたようでOKをもらった。



エレベーターに乗った瞬間、嫌な声が聞こえた。



「私も乗るんですけど」



あ。



朝の!!



彼女が乗ろうとしたので"閉"を押した。



「きゃっ!」



ずいぶんかわいい悲鳴だこと。



「すんませーん、間違えました~」



我ながら性悪。



「あ、なたねぇ!そんな小学生みたいな嫌がらせして嬉しいですか!楽しいですか!」



「好きでやってるんじゃありません」