翌日、ミキサーを押さえたままボーッと物思いに耽っていた。



このミキサーは私がずっと欲しかったちょっと値の張るお高いミキサー。



響からの貰い物。



アサイーとヨーグルトを混ぜ終えたミキサー
を止めてお皿に出し、シリアルを添えて食べるのが私の朝御飯。



食べ終えて準備して。



いつも通りの出勤。



「舞依せんぱーい!」



あ。友姫ちゃんだ。



正面から走ってきた友姫ちゃん。



「おはよ」



「おはようございますーっ!」



走ってきた勢いで抱きついてきた友姫ちゃんを受けとめた。