響さん……どんな人なのかな。




「響さんて、どんな人?」



「んー、響はノリいいし、後輩の面倒もよく見るし……先輩にもかわいがられてたし

遊んでるように見えてやることしっかりやって 夢に突っ走ってる感じ」



めっ、めちゃくちゃいい人じゃん!



「だから真剣に考えてやって」



「うん……」



肩に寄りかかってる響さんの頭をポンと触ってみた。



「んじゃ、そろそろ帰ろっか」



「あ、」



お財布を出そうとした手を止められた。



「こうゆうとこは、男が、ね」