翌朝。
「うがあっ!」
なんていう、色気のカケラもない声で目が覚めた。
「…………どしたの?」
「あぁぁ……響ぃ……どうしよう、首が回らないよぅ……寝違えちゃったのかなぁ……?頭ガンガンするし……」
「……………………」
昨日やりすぎただけだろ、って思いながら知らないふり。
とりあえず再び顔を枕に埋める。
「響ーー、助けてー、身体中が痛いですー」
「知るか」
お前の酒癖が悪いんだよ。
「ねーねー、うつ伏せで寝て苦しくないのー?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…