パタパタ歩きながらキョロキョロしてると、変なものが視界に入ってきた。
寝室のドアの前に無造作に投げ捨てられたようなビニール袋。
寝室に、いるの……?
ビニール袋の中を見てみるとなぜかお酢。
なんでお酢?
そっと、寝室のドアを開けてみるとベッドを背もたれにして足を投げ出して座る響の姿が。
「ただいま」
「……あ……舞依、ぉかえり」
具合、悪いのかな?
「どうしたの?大丈夫?」
響に近づいてみると脇腹を押さえてる。
「ぶつけた?」
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