おっ。 これはなんかありそうだ! 「私ばっかり聞かれて不平等だと思わない?友姫ちゃんのおのろけ聞きたいなぁ」 「…………わたしは、絶対叶わない恋なんで」 じゃあ、さようなら!って叫びながら友姫ちゃんは私と逆方向に走っていった。 ……もしかして、地雷踏んじゃったのかな。 ごめんね、友姫ちゃん。 「……さて、私も帰ろっと」 響、もう仕事終わってるかな? なんか夜ご飯買って帰ろ。 あーお腹すいた! 帰り道の途中のスーパーに寄って買い物をして、荷物片手にスーパーを出た。